History

長谷川機械の歴史

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長谷川機械の歴史

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長谷川機械のこれまで、そしてこれからをご紹介いたします。

会社沿革

  • 1928年 5月
    長谷川渉により豊島区巣鴨にて個人創業。 『4尺米式旋盤』を製造
  • 1934年 12月
    豊島区池袋に工場新設。『28吋米式旋盤』を製造
  • 1941年 5月
    陸軍航空本部監督工場の指定を受け、『万能フライス盤』を製造
  • 1945年 4月
    空襲により池袋工場を閉鎖
  • 1951年 7月
    板橋区熊野町に工場新設し、工作機械の製造を再開。工作機械メーカとしての体制を築く
  • 1959年 3月
    光学業界などに向けた増産体制を図るため、大宮工場(現本社)を新設
  • 1961年 4月
    株式会社長谷川機械製作所を設立し、長谷川晃が社長に就任
  • 1961年 6月
    独創的な新機構による立横複合の高速精密フライス盤『HPF型』を発表
  • 1963年 10月
    精密旋盤『WHN型』の量産を開始。旋回式高速ねじ切り盤『HL型』を発表。
  • 1973年 8月
    福島県西郷村に白河工場を新設
  • 1976年 2月
    大宮工場に本社を移転
  • 1978年 10月
    NC旋盤の量産に着手し、精密NC旋盤『HNC-35』を発表
  • 1980年 10月
    精密マシニングセンタ『HMC-V1』を発表
  • 1985年 4月
    長谷川勇が社長に就任
  • 1990年 7月
    白河工場内に新組立工場を建設
  • 1994年 1月
    旋盤技術の基礎を忠実に再現した、精密NC旋盤『J24』を発表
  • 1995年 5月
    長谷川透が社長に就任
  • 2000年 10月
    新コンセプトの超小型NC旋盤『P15』をJIMTOFにて発表
  • 2005年 10月
    中部地区の販売整備のため、愛知県刈谷市に名古屋営業所を開設
  • 2010年 6月
    超小型ミーリングセンタ PM150/250を発表
  • 2012年 3月
    中国現地法人 長谷川精密床机有限公司を設立(2015年6月より長机(上海)商貿有限公司が継承)
  • 2015年 6月
    中国現地法人 長机(上海)商貿有限公司を設立(長谷川精密床机有限公司を継承)
  • 2015年 10月
    メカトロテックジャパン2015にて 小型精密CNCタレット旋盤C25/42を発表
  • 2017年 7月
    中国現地法人 浙江長谷川机床有限公司を設立
  • 2019年 4月
    第二組立工場(A2棟)竣工
  • 2022年 4月
    恒温研削工場(G棟)竣工

当社の歴史

創業者である長谷川渉は、幼少のころに他界した父(海軍工廠技師長)に憧れ、いつかは父のような優秀な機械技術者になる夢を抱いていました。そして機械技術者になった後には、『いずれは自らの設計による工作機械を誕生させたい』と考えるようになりました。
1928年5月、東京都豊島区巣鴨で事業を開始してからは「4尺旋盤」の製造に励み、1934年には池袋工場を新設するまでに至っています。当時中/大型の工作機械の製造に携わる会社が多い中、当社は小型工作機械のみを製造し続けていました。小型機だけに取り組んでいたのは、『小物部品の高精度加工には小型工作機械が欠かせない』と確信していたからです。

戦後、東京都板橋区にて事業を再開し経済復興が進む中、光学業界からの注文が多数舞い込むようになりました。このころの光学業界は、時計部品に匹敵するほどの最先端精密部品を扱っており、当社にも高精度の機械が要求されました。
これに対し、常にユーザのニーズに沿う製品を提供した結果、当社への依頼が増加したため埼玉県大宮市に新工場(現本社)を建設しました。

高度経済成長期になると、基本技術を応用した小型旋盤・フライス盤の開発・製造や、生産効率向上のための加工方法の提案などを始めました。立横複合フライス盤やねじ切り盤などはこの時代に発表された機械です。

その後NC旋盤が一般的になり、機械様式が均一的なものになっても、当社は長年蓄積してきた技術をいかし、他社にはない機械作りにこだわりました。
2000年には、従来機の1/3となるサイズを実現した超小型精密NC旋盤「P15」を誕生させています。

当時の生産現場風景

機械の歴史

WH型28吋旋盤をはじめ、WHNシリーズ、HPFシリーズ~最新機械に至るまで、多くのマザーマシンを開発・製造してまいりました。

そしてこれから

今後も世界最高レベルの小型NC旋盤と小型マシニングセンタを届けるべく、
社員一丸となり技術研鑽に励みます。
「環境・社会・経済」サステナビリティ経営に取り組み、
これからも魅力ある優れた機械の製造を行う事で持続可能な社会の実現に努めてまいります。